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2025.12.24

コラム

婚活で「好きになれない」悩みを持つ30代女性へ─その原因と解決策

婚活で「好きになれない」悩みを持つ30代女性へ─その原因と解決策

婚活を頑張ってるのに、会った人に心が動かない。

そんな悩みを抱えている女性、実はかなり多いんです。


今までは自然に相手を好きになれていたのに、いざ婚活になると急に違和感が…。

そういった経験ってありませんか?


実は、その理由は相手の問題じゃなくて、婚活という場面そのものにあるかもしれません。

この記事では、婚活中の女性が「好きになれない」と感じる原因、その対策方法についてお話しします。

あなた自身の捉え方を変えることで、婚活がもっと前向きになれるかもしれません。

目次

婚活で「好きになれない」と悩む女性は多い

女性の婚活でよくある「結婚相手として見れない」状態

結婚相談所や婚活パーティーに登録している女性から本当によく聞く悩みが

「悪い人ではないけど、好きになれない」というもの。


どんな感じかというと…

「相手の条件は悪くない。顔だって良い方だと思う。でも何か違和感がある」

「一緒にいて落ち着きは感じるけど、恋愛としてのときめきがない」

「気持ちが盛り上がらない…」


多くの女性が

「結婚相手に求める条件は満たしているはずなのに、なぜか恋愛感情が生まれない…」というジレンマを抱えています。


こういう状況が続くと、

「自分は本当に結婚したいのか」「相手選びが厳しすぎるのか」と悶々と悩んでしまい、

婚活そのものへのモチベーションが下がっていく。

そういう悪循環に陥っている女性も多いです。

婚活だと違和感を感じてしまう理由

以前は相手に心を寄せることができるのに…

いざ本格的に結婚できる相手を探そうと思うと、急にいい人に出会えない。


これは何が違うんでしょう。

結婚を見据えていない自然な出会いであれば、

「もしかしたら好きになるかもしれない」と、相手との関係が自然に進展していく過程があります。


一方、婚活は「結婚を前提」という重いテーマが常に背景にある。

婚活という枠組みの中では、

女性は無意識のうちに「相手を見定める者」としての役割を意識し始めます。

相手の経済状況、性格の安定性、生活習慣、将来性…

こういった「結婚に必要な要素」を、まるで企業が採用候補者を評価するように、

次々とジャッジしてしまうんです。


すると、本来あるべき過程が欠落してしまう。

相手を「条件を満たす対象」として見ることで、評価対象へと変わってしまう。

その結果、

人として大切にすべきものが後回しになってしまうんです。

相手や自分に原因があると思い込んでしまう心理

「好きになれない」という状況が続くと、女性の心理に自責の念が生まれます。

「自分が高望みをしてるんじゃないか」

「自分の感覚がおかしいんじゃないか」

こんな自己批判ですね。


同時に、相手への評価も厳しくなります。

「年収は◎◎だけど…」「性格は良いけど見た目に華がない」「趣味が合わなそう」

こんな感じで、相手の欠点が次々と強調されるようになるんです。


ですが、こういった原因分析のほぼ全てが、実は的外れな場合がほとんどなんです。

相手に致命的な問題があるわけでもなく、

自分の感覚が狂ってるわけでもなく、単に「婚活という場面が持つ特性」が、

本来の自分の心を曇らせているだけなんです。


この仕組みを理解できるかどうかが、婚活の成功を左右する分岐点になります。

関連記事:婚活でメンタルがやられる30代女性へ。疲れを抱えたまま頑張らないために

結婚前提の出会いは好きになりにくい

相手を見定める意識が強く、自分から空気を作れていない

結婚前提の出会いが好きになりにくい理由の筆頭は、

「相手を見定める意識」が女性を支配してしまうことなんです。


婚活をしている女性の多くは、

初めての食事の時点で、無意識のうちに

「この人は結婚相手として適切か」という評価をしています。


相手の話を聞く際も、単なる会話ではなく

「この人の経歴は?金銭感覚は?」といった採点するような内容になってしまうんです。

するとどうなるか。

女性自身が「評価する側」という立場に陥って、自分から会話を引き出すことをせず、

二人の間に自然な空気感が生まれません。


恋愛感情って、相手を一方的に判断する過程では生まれにくいんです。

むしろ、相手を見極める意識ではなく、

何気ない会話の中で、

「この人となら自然体でいられる」「この人といると自分も成長できるかも」という予感が生まれるときに、初めて気持ちが動きます。

相手任せの会話になり、出会いの機会を逃してしまう

さらに深刻なのが「相手任せの会話」という負のサイクルです。

女性が相手を「見定める」という受け身の姿勢に徹していると、

会話の主導権が自然と相手の男性側に移動します。


男性側も「この女性にどう評価されるか不安」という心理を抱えているので、

必死に自分をアピールしようとします。

結果、どうしても「仕事の話」「経済状況の話」「将来計画の話」といった、

スペックに関する話題ばかりが中心になるんです。


本来、二人の間に生まれるべき「笑い」「驚き」「予想外の発見」といった、

人間関係の温度感を高める要素が次々と失われていく…。

また、女性が完全に受け身に徹していると、

男性側も「この女性は自分に興味があるのか?」という不安を強く感じるようになります。

すると、男性は相手に心を開きにくくなって、「面接」に限りなく近づいていくんです。


こういうプロセスの中では、両者が自分らしさを見失って、

好きになるどころか、疲労感だけが蓄積されるという結末になってしまいます。

男性を見る視点が無意識に厳しくなる

結婚前提の出会いでは、女性の男性に対する視点が極度に厳しくなります。

これは気質の問題というより、婚活という状況がもたらす不可避の現象なんです。


「結婚相手」という人生における重大な選択を前にして、

女性の脳は自動的に「リスク回避モード」に入ります。

相手に関して、あらゆる欠点やリスク要因を検出しようとする警戒心が強まるんです。


その結果、本来は気にならないはずの点までが「気になる」と感じるようになります。

価格帯の高くないレストランを選ぶ男性を見て

「金銭感覚が違うのでは」と不安になったり、

会話の中でジョークを言う男性に「幼稚ではないか」と感じたり、

過度に厳しい判断が次々と生まれるんです。


加えて、「結婚後の生活」を常に想像する癖がついちゃって、

今この瞬間を相手と楽しむ、という感覚が失われます。

その結果、条件評価には厳しくても、

相手の人間としての魅力を知るには鈍感になっちゃうという矛盾が生まれるんです。

関連記事:結婚適齢期って本当にある?30代女性が知っておきたい現実と行動のヒント

好きになれないからといって結婚できないわけではない

恋愛のときめきと結婚に必要な感覚は違う

「恋愛での好きになる感覚」と「結婚相手として選ぶべき感覚」は、実は大きく異なります。


恋愛において「好き」というのは、主に「ときめき」や「昂揚感」ですよね。

相手を見ると心臓がドキドキしたり、会う前から楽しみで眠れなくなったり、

そうした激しい心の動きが「好き」の定義になっていることが多いです。


一方、結婚に必要な感覚は、

結婚は「一緒に人生を歩むパートナー」を選ぶプロセス

必要なのは、相手と一緒にいて「安心感」があるか、

相手の考え方や価値観に「共感」できるか、困ったときに相手を「信頼」できるか、といった、

より深い心の繋がりなんです。

実は、結婚の最初の段階では「ときめき」がなくても、

むしろ「落ち着き」「信頼感」「安定感」がある関係の方が、

長期的には幸福度が高いというデータも数多くあります。


婚活で「好きになれない」と感じている女性の中には、

実は「結婚に適した相手」を既に見つけているのに、

「恋愛的なときめき」がないことを理由に、その相手を手放している場合が少なくないんです。

最初から強い気持ちを求めすぎる落とし穴

多くの女性が陥る落とし穴が「最初からの強い気持ち」を結婚相手に求めすぎるということです。

小説や映画の影響もあって、

「一目見た瞬間に恋に落ちる」「相手との運命的な出会い」といったファンタジーが、

無意識のうちに理想化されていますよね。


その結果、現実の出会いの中で、こうした「ロマンチックなときめき」がなければ

「この相手は違う」と判断してしまうのです。

でも、統計的に見ると、実際に長続きして結婚をしているカップルの多くは、

出会った当初は「すぐに結婚相手としては考えられなかった」と答えています。


むしろ、付き合う中で、相手の人となりが見えてきて、

徐々に愛情が深まるというプロセスが一般的なんです。

婚活を通じて出会った相手と関係を進めるとき、

「今この瞬間のときめき」を過度に重視する必要はありません。

大切なのは「この人とならもう少し話が出来そう」

「この人とならこれからの人生を計画してみてもいいかも」という、冷静かつ現実的な判断なんです。


自分の感情を信じられなくなる原因

「好きになれない」という経験を何度も繰り返していると、

女性は自分の感情そのものを信じられなくなります。

「自分の直感や感覚は信頼できないんじゃないか」

こういった不安が出てきます。


これって非常に危険で、

本来は相手の人間的な魅力を感じているはずなのに、

「自分の気持ちは信用できないからやめておいた方がいいのでは」と自動的に打ち消しちゃうから。

結果、良い相手に出会っているのに、手放すという悪循環が生まれるんです。


実は、この「自分の感情を信じられない」という状態こそが、

婚活を停滞させる最大の原因になっていることが多いんです。


自分の心の声に耳を傾けるのではなく、

「結婚相手として適切か」という外部的な評価基準に頼ってしまって、

本来の自分の判断力を失ってるんです。

婚活で気持ちを動かすために見直したい考え方

好きかどうかより一緒にいて安心できるかを見る

気持ちを動かすための第一歩は「好きか嫌いか」という

0か100かの考え方から離れることなんです。

まずは、100点でなくても良いので、

「この人と一緒にいて、自分は安心できるか」という視点を採用してみてください。

「安心感」というのは、人間関係の中で最も深い信頼から生まれるもの。


「この人なら、自分の弱さも見せられる」

「この人となら、困ったときに支え合える」

こうした感覚が生まれたなら、それは既に強い絆の第一歩です。

相手の条件より自分の価値観を整理する

次に重要なのが「相手の条件リスト」から一歩離れて、

「自分の人生において何が大切か」を改めて整理することなんです。


婚活をしていると、つい「相手に求める条件」という外部的な基準に支配されます。

「年収はいくら以上」「学歴は」「身長は」…

でも、これらの条件って、あなたの人生にとって本当に必要なものでしょうか。


例えば、「高年収」に惹かれているのだとしたら、その根底にある価値観は何ですか。

経済的な安定性?ステータス?

その本質が明確になると、実は年収が中程度でも条件を満たす相手が見えてくるかもしれません。


自分の価値観が明確になると、相手を見る視点が変わります。

条件という表面的な評価ではなく、

相手の人間性や考え方の奥底にあるものが見えてくるようになるんです。

その結果、今まで見落としていた、

本当に大切な相手との相性が見えてくる可能性が高まります。

出会いの数と気持ちは比例しないと知る

最後に、非常に大切な認識があります。

統計的には「限られた回数の出会いの中で、相手を深く知ろうとする努力をした人の方が、

幸福な結婚に至りやすい」という傾向が見られます。

婚活では「量」よりも「質」が重要。

月に一人との出会いだったとしても、その相手と向き合う覚悟を持つ方が、

月に十人と会うよりも、はるかに結婚に近づくんです。


出会いの数よりも、一度会った相手にどれだけの関心と時間を割くか、という姿勢が、

婚活を成功させるための鍵になるんです。

結婚相談所という選択肢を考える

結婚相談所で婚活するメリット

ここまでの考察を通じて、「婚活で好きになれない」という悩みは、

相手や自分の問題じゃなく、

「考え方のクセ」が生み出しているものである場合が多いということが分かってきました。

では、実際に婚活を進める上で、結婚相談所という選択肢には、どんなメリットがあるんでしょうか。

第一のメリットは「専門家のサポートがある」ということですね。

自分一人で婚活を進めていると、

どうしても自分の考え方のクセや、無意識の判断基準に縛られてしまいます。

でも、結婚相談所のコンサルタントに相談することで、

客観的な視点から自分の婚活を見つめ直すことができます。

第二のメリットは「出会いの質が担保されている」ことです。

マッチングアプリや合コンとは異なり、

結婚相談所を通じた出会いは、相手も「結婚を真摯に考えている人」という前提があります。その結果、無駄な出会いが少なくて、

より実質的な関係構築に早期に至りやすくなるんです。

第三のメリットは「自分の希望が明確になる」という点ですね。

コンサルタントとの相談を重ねることで、

自分が本当に求めている相手像が、

条件的な理解じゃなく、感覚的に理解できるようになります。

その結果、実際の出会いでも相手との相性をより正確に判断できるようになります。

結婚相談所で感じやすいデメリット

一方、結婚相談所の利用にはデメリットも存在します。

冷静に判断するために、それらを理解しておくことが大切なんです。

第一のデメリットは「費用がかかる」ということですね。

結婚相談所の利用には、入会金、月会費、成婚料など、複数の費用が発生します。

これが、特に若い世代の女性にとっては、気軽に始めにくい要因になる可能性があります。

第二のデメリットは「出会いの自由度が低い」という点です。

「結婚相談所の中の会員から一人に決めなければならない」という考えでいると、

「もっといい人がいるかも…」と決断力が低くなり、

自分が何を大切にしているのかが分からなくなってしまう可能性もあるんです。

自分の軸を明確にして活動を進めていくことが重要です。

第三のデメリットは「時間的なコミットメントが必要」という点ですね。

定期的にコンサルタントと相談して、

紹介された相手と会う時間を作る必要があります。

仕事が忙しい時期には、これが負担になる可能性もあります。

IBJで活動する際に意識したいポイント

全国的に多くの結婚相談所が加盟しているIBJ(日本結婚相談所連盟)を通じた活動を検討している場合、

いくつか意識しておくべきポイントがあります。

第一は「自分の希望条件を狭めすぎない」という点です。

IBJのシステムでは、条件で相手を検索することが容易です。

でも、その際に「年収○○万円以上」「身長○○cm以上」といった条件を厳しく設定しすぎると、

本当に大切な相手を見落とす可能性があります。

条件は参考程度に、人間そのものを見ることを心がけましょう。

第二は「プロフィールに自分らしさを表現する」という点ですね。

IBJでの活動では、自身のプロフィール写真や自己紹介文が非常に重要です。

ここで「良い条件の人」というイメージだけを作るんじゃなくて、

「この人と会ってみたい」と思わせるような、人間らしさを表現することが大切なんです。

プロフィールは担当のコンサルタントにいつでも相談できますので、

積極的にアドバイスをもらいましょう。

第三は「コンサルタントとの関係を大切にする」という点です。

IBJ加盟の結婚相談所のコンサルタントは、

あなたの婚活を真摯にサポートしてくれる存在です。

相手との関係がうまくいかないときも、

率直に相談して、二人三脚で婚活を進めることで、成功の確率は大きく高まります。

一人で抱え込まず、第三者のサポートを頼るのも一つの方法

自分では気づきにくい考え方のクセを整理してもらえる

ここまでの考察を通じて、「婚活で好きになれない」という悩みは、

相手や自分の問題じゃなく、「考え方のクセ」が生み出しているものである場合が多いということが分かってきました。


このクセは、本人には非常に気づきにくく、

例えば、「相手を見定める視点が強い」というのは、

一見、「慎重で計画的」というポジティブなイメージで捉えられている場合も多いです。

でも実際には、この視点が相手との心の繋がりを阻んでいます。


第三者、特に結婚相談所のコンサルタントといった、

婚活を専門とする人の視点があると、こうした無意識のクセが明確に可視化されます。

「あなたは相手を評価する側に立ってしまいがちですね」

「もう少し相手に素の自分を見せてもいいのではないでしょうか」

こんな感じで、客観的なフィードバックを受けることで、初めて自分の問題点が理解できるようになるんです。

気持ちと条件のバランスを客観的に見てもらえる

同様に「気持ちと条件のバランス」についても、第三者の視点が非常に価値を持つんです。


婚活を進めている本人は、

つい「この相手は年収が希望より○○万円低いから」「学歴が希望と違うから」「身長が自分と同じくらいだから」といった具合に、条件面での不満に注目しちゃいます。

でも、コンサルタントが客観的に見ると、

「その条件は、あなたの本当の価値観ですか?」「その条件は自然体で居たいという内面の部分よりも大切ですか?」といった、

より本質的な視点からのアドバイスをもらうことができます。


また、「この相手とはもう少し関係を続けてみてはどうか」

「この相手との関係はもう終わらせた方がいいかも」といった、

タイミング的なアドバイスも得ることができます。

「○歳までに結婚したい!」という目標がある場合は非常に有力です。


自分一人では判断しきれない、感情と理性のバランスを、

プロの視点から整理してもらえるんですよ。

結婚相談所なら婚活を前向きに進めやすい

最終的に、婚活で「好きになれない」という悩みを解決するためには、

一人で抱え込まずに、プロのサポートを受けながら進めることが、

最も効率的で、かつ心理的にも健全なんです。


相手との関係がうまくいかないとき。

「このままでいいのか」と不安になるとき。

「相手のことが好きになれない」と悩むとき。

そうしたあらゆる局面で、プロの視点からのサポートを受けることができるんです。


その結果、婚活というプロセスが、単なる「相手探し」じゃなくて、

「自分自身の成長の過程」として捉えられるようになります。

まとめ:婚活で「好きになれない」から「信頼できる相手を見つける」へ

婚活で「好きになれない」という悩みを持つ30代女性は、決して珍しくありません。

結婚前提の出会いは、

無意識のうちに女性が「相手を見定める者」となり、

自然にお互いを知っていくプロセスを邪魔してしまいます。

大切なのは「好きか嫌いか」という0か100かの判断から離れることです。

「一緒にいて安心できるか」「相手と考え方を尊重し合えるか」といった、より深い相性を見ること。

そして、自分の人生にとって本当に必要な価値観を整理することなんです。

婚活は一人で進める必要はありません。

結婚相談所をはじめとする、専門的なサポートを受けることで、

より効率的に、かつ心理的により健全な形で、相手探しを進めることができます。


あなたの「好きになれない」という悩みが、

実は「良い結婚への入口」へと変わるかもしれません。

勇気を持って、一歩を踏み出してみてください。

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